小児鍼って痛いの?Ⅱ


大師流小児鍼をされている谷岡賢徳先生が書いてある小児鍼の実際という本を以前に読んだ

こともあり興味があったのですがそれから何年もたってしまいやっと講習会に参加してきました。

大師流小児鍼は道具に特徴があり谷岡先生の祖父である捨蔵先生が『刺す・突く』を目的とした

三稜鍼(さんりょうしん)を用いて施術したことが始まりです。

 大師流小児鍼

これが大師流小児鍼で使用する三稜鍼です。

 

谷岡先生にその日お会いして実際に腕にやっていただきましたがまさにフェザータッチ!眠くなって

しまいそうな手の動き。とてもとても怖そうな三稜鍼で施術してもらっているなんていわれなければ

分からないほど。本当に羽毛で撫でられているような感覚にビックリ!!

 

子供に鍼!?かわいそう・・なんて思ったと思いますが小児鍼はもともと撫でたりさすったりして

治療するもので大人にする鍼刺激をしなくてもいいんです。

でも特に大師流の鍼は子供が一度受けたらもっとやってとせがんでくる鍼なんです。不思議ですよね~

 講習会のときに公開実技というのがあって、1歳・2歳くらい乳児・幼児が5人ほど集められて谷岡先生

小児鍼をうけました。

泣いている子は泣き止んでおとなしくなり、不安そうな顔をしている子はぱっと明るい表情になり

ものの1分もみたないうちにに子供の変化が見学している私たちにわかりやすく伝わってきました。

小児鍼でこんなに違いが分かる変化を見たのは初めてでした。

定期的に小児鍼を学ぶために講習会に参加する予定です。お休みをいただくと思いますがご理解のほど

ろしくお願いいたします。

 

37.5℃。この温度は子供を保育園に預けられるかどうかの温度。熱がある子供を保育園には預けられ

ない・・(*_*)

近くに両親がいたり義理の両親がいなかったら・・親は急に仕事を休まないといけない。

そんなことが毎回あると会社に迷惑がかかると思うとなかなか休めない。どうしたらいい・・。

そんな状況になったら私でも泣きそうになります。

そんな状況を少しでもなくすために日ごろから健康増進を目的に子供に鍼をすると体調管理をしや

すいです。

免疫を高めてくれるので風邪をひきにくくしてくれたり元気にすこやかに成長してくれる。昔は子供の

健康管理のために一日に数百人の子供が鍼院で治療をしに訪れその重みで治療院の床が抜けたという

エピソードがあるほど。昔の治療院ではなくてはならない子供の治療だったことがうかがえますね。

そのほかにも小児鍼はこんな症状に効きます。疳の虫(かんのむし)疳とは癇癪(かんしゃく)の癇で

短気、イライラ、怒りっぽいといった精神神経症状を示す意味と、やまいだれに甘いと書くので甘い

物の過食によるものが原因とされています。

他にも、夜泣き、夜尿症や便秘・下痢、喘息、頭痛、肩こり・落ち着きがない・お友達を噛む・・

さまざまな子供の症状によく効いてきます。

現代医学においても有効な薬はないと言われています 

 

供の皮膚は大変薄く非常に大人より敏感。皮膚に心地よい刺激は精神の安定や情緒を安定させ、

さらにツボ刺激を加味することにより自律神経のアンバランスを整えることができる唯一の方法では

ないでしょうか。

 

鍼治療は自然治癒力を引き出すためのもの。ですから大人も子供も同じことが言えます。

いつも体調がよくないと薬に頼ってしまうことはないですか?健康増進のために是非一度鍼をして

みてください!そして継続してみてください!今までと違う良い体の変化が訪れてくれるはずです!

 

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まだ小児鍼のメニューはございません。いずれメニュー化しますのでいましばらくお待ちくださいませ。

当院は吉田町プレミアム商品券の加盟店です。すべての加盟店での有効期限は9月30日まで。

 

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