小児鍼って痛いの?


『子供の夜泣きがひどい』『おねしょが治らない』『キーキー声をだす』『お友達を噛む』

そんな時、どうしていますか?

核家族化している現代ひとりで悩み、お母さんもイライラがつのりいっぱいいっぱいになって

ストレスを感じているお母さんもきっと多いと思います。

そこで小児鍼が活躍することをご存知でしたか?

『子供に鍼?かわいそう・・』なんて思わないでくださいね(笑)

子供は大人みたいに鍼は刺しません!優しくなでたりさすったりするような軽い刺激を加える

治療法で刺さないんです。接触鍼法と呼ばれ鍼の技術として継承されている手技です。

皮膚刺激を利用して自律神経の機能を調節し、疾病の予防、健康増進、体質改善などの目的に行います。

また、鍼灸治療の作用は体のもっている自然治癒力を助ける役割があるので小児鍼はほとんどの疾病にそ

の効果が認められています。特に小児は生命力が旺盛なので皮膚刺激で十分な効果を得られます。

 小児はり

当院ではこんな感じにコロコロ転がして皮膚に刺激を与えていきます。

 

小児は発達が非常に速いために精神と体の間でアンバランス症状が現れやすい。それを大人のように

表現できないために特定の疾患・病名をさすものではない症状があらわれているんだと思います。

 

では小児鍼がどんな症状に効果を発揮するのか紹介します。

疳の虫、夜尿症、下痢、便秘、落ち着きがない、言うことを聞かない子にも効果があります。

 

疳の虫とは、疳(かん)とは癇癪(かんしゃく)の癇で短気、イライラ、怒りっぽいといった

精神神経症状をさします。ヤマイダレに甘いと書くので甘い物の過食によっておこる消化器症状の

総称と言われ、具体的に夜泣き、乳吐き、不機嫌、奇声、夜驚症、食欲不振、人に噛みつくといった

ものを『小児神経症』ともよばれています。

 

夜尿とは、別名はおねしょ。幼児期までとされています。夜尿と似ていますが、夜尿症とは6歳から

小学科校入学後もおねしょをしてしまう病気なのでという漢字が付きます。

心理的ストレスが原因だといわれています。6ヶ月から1年以上夜尿がなかったのに突然始まる場合が

多いようです。

脳の中に視床下部というところがあります。そこは情緒や感情をコントロールしているところ。

自律神経と深くかかわっている為、強いストレスかかると自律神経の働きが不調となりこれが

夜尿の原因につながることがあります。

 

近年親の生活に合わせられ夜型の生活になってしまう幼児も多く見かけます。その生活環境に

うまく適応できず体内リズムの乱れからくる心のストレスもあるようです。

早寝、早起き、昼寝、おやつ、遊びの時間を確保してあげると心のストレスも軽減できると思うので

是非やってみてください。子供のペースは乱さない方がいいようです。

 

症状にもよりますができるだけ毎日来ていただけると症状の改善が早い場合があります。

また、何も症状がでていないお子さんでも健康増進のために月に3回ほど鍼をしておきますと風邪をひかず

子育てが楽になりますよ。

まだまだ私も小児鍼に関しては勉強中なので分からないことも多いですが対応できるように頑張ります。

 

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